指導のための「かきくけこ」前半

福岡県糟屋郡宇美町の「かなた社会保険労務士事務所」代表の田中幸代です。

ハラスメントについての意識が高まっている昨今、部下をどう育成していいか分からないと頭を痛める管理職が増えています。
そこで、指導のための「かきくけこ」をご紹介したいと思います。
(本日は前半の「かきく」まで。後半は後日アップいたします。)

か・・・「環境」を整える
部下を育成するときには、落ち着いて話せる環境を整えるよう準備をする。
管理職が部下を指導する場面だけでなく、相談窓口担当者がより詳しい聴き取りを行う場合にも言えることです。

き・・・「記録」に基づく
部下に指導をするときは、指導の根拠を明確にする。
問題になっているような言動や課題がある場合には、きちんと記録し、その記録に基づいて指導や面談を行う、ということです。

く・・・「具体的」に話す
相手を傷つけまいとして、遠回しに注意するということはよくあるかもしれません。
ですが、注意されたほうは何を正せばいいのかよく分からないということが起こりがちです。
できるだけピンポイントで具体的に話すことが大事です。